エンジン回転を上げても電圧が上がらない症状のMk2、
レギュレーターは問題無いことを確認の上、ステーターコイルを交換してみます。
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使用するのは社外製の新品です。
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ステーターコイルを交換します。
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元のコイルは、外観上は特に問題無さそうです。
コイル単相ごとの抵抗値は、規定値よりやや大きめでした。
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新しいコイルも抵抗値は同じくらいです。
他に原因が見当たらないのでコイルを変えてみるという流れです。
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新しいステーターコイルをカバーにセットします。
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組み込む前に、ジェネレーターローターのトルクをチェックしておきます。
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取り付けてエンジン始動してみると3000rpm辺りから14V以上を発生します。
発電は正常になったようです。
外観やテスターでも異常が判別できないと、交換してみるしかありませんね。
一旦電圧の下がってしまったショーライバッテリーの方は、
専用充電器では復活しないことがありますが、
MFバッテリー用充電器で充電すると、復活することもあるようです。
今回も規定値には足りませんが、13.5Vまでは復活しました。
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復元最中に発見したフロントスプロケ周りの違和感、
どうやらアウトプットシャフトにガタがあるようなので分解してみます。
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シャフトを持って上下前後に力を加えるとシャフトが動きます。
手で回してみるとベアリングのボールどうしがぶつかる音がします。
ボールを支えているケージが壊れて、ボールが偏っているようです。
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その動画がこちら。