ここは、2012年~2017年までの過去ブログ専用のホームページです。『最新のブログ』はこちら

ZRX1200エンジン換装のニンジャ

エンジンカバーはGPZ900R用をというご指示なので、
下ろしたエンジンからカバーを外していきます。
載せたZRX1200エンジンのカバーは、
載せる前に一旦外してクランクケース側のガスケットは剥がしておきました。

イメージ 1

 
スプロケのナットがどうしても緩まなかったので、止むなく切断しました。
イメージ 10
 
ナットが取れたら、残りのカバーを外します。
イメージ 11
 
クラッチカバーにはセカンダリーチェーンとスターターシャフトに給油するためのオイルパイプが付いています。
イメージ 12
 
アイボルト付近には、針の穴位のオイルジェットがあります。
異物で詰まらないように分解して清掃しておきます。
イメージ 13
 
移殖するカバー3点です。これとスプロケカバーもニンジャ用を使用します。
ZRX系とはオイルフィラーの位置が左右逆です。
スプロケカバーのオイルシールは新品にしました。
イメージ 14
 
プラグキャップも長さが違うので、
ニンジャのコイルとコードにZRX1200のプラグキャップを差し替えます。
右の短いのがニンジャ用です。

イメージ 15

 
ニンジャのサーモスタットはZRX1200エンジン側に移殖します。
イメージ 16
 
コードの長さも問題なし。
イメージ 2
 
腰下はニンジャ、腰上はZRX1200の外観です。
イメージ 3
 
イメージ 4
 
ZRX系はオイルプレッシャースイッチが前側にあるのでそこまでニンジャの配線が届きません。
イメージ 5
 
ストックしてあったZRX系のオイルパンを見ると、後ろの1/8PTブラインドプラグのところからでも油圧がとれることが解ります。
 
イメージ 6
 
オイルプレッシャースイッチを後ろ側に移設してやれば、配線は届きます。
イメージ 7
 
当初、ニンジャのピックアップコイルが使えると目論んでいたのですが、
前側ピックアップコイルを止めるボスがクランクケース側にありません。
イメージ 8
 
ZZR1100やZRX1100はピックアップコイルが1個のシステムですが、
クランクケースにはボスがニンジャと同じように4個あるので、
2個あるニンジャのピックアップコイルのシステムが付けられます。
1200になってから前側のボスが廃止されたようです。
 
暫定で、ZZR1100Cのイグナイターを配線加工して繋いで、
始動確認だけしておきました。
上の画像で手にしているのはZZR1100のタイミングローターです。
イグナイターとセットで使用すればエンジン始動できます。
イメージ 9
 
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました