カムホルダーのネジ山を修正します。
今回はエキゾースト側の1ヶ所のみです。

・
他にカムを外す用事もないので、カムが付いたままヘリサート加工します。
エキゾーストカムは1・2番のカム山を上に向けて、
スプリングの反力を無くしてからカムホルダーを外します。

・
ヘリサートタップを立てます。

・
通常の深さにヘリサートを挿入します。

・
これで規定トルクがかけられるようになりました。

・
テンショナーを付ける前に、周辺のオイル漏れ要因を無くしておきます。
スターターは交換するので外します。Oリングは完全に潰れていました。

・
ここからも漏れていたかもしれません。
スターターは故障しているので新品交換します。

・
オイル取り出し口のOリングを交換します。
こちらも完全に潰れています。

・
Oリング4個とも新品交換しておきます。

・
テンショナーの取付面もきれいに面出ししておきます。

・
テンショナーはオートタイプにしました。

・
ヘッドカバーも取り付けて、エンジン腰上は終了です。

・
クラッチを分解点検します。特に異常ありませんでしたが念のためです。

・
特に摩耗や焼けも無くいい状態です。

・
元通り復元します。

