今回は、モーリスホイールとブレーキ周りの取り付けが主なメニューです。
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先ずはフロントから。
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フォークボトムのアクスルクランプは、
スタッドボルトからキャップボルトに変更します。
スタッドを抜いたら、タップを立ててネジ穴を掃除します。
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新しい止め方はキャップボルトを使います。
TOTのレギュレーションに合わせてするワイヤリングが、
スマートに収まるようにするための変更です。
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フェンダーの取り付けボルトは頭を削って低くし、
タイヤのワイド化に備えます。
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110タイヤがスムーズに入るようになりました。
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タイヤウォーマーも想定して、取り付け確認します。
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ノーマルフェンダーでは、フェンダー内側とタイヤのクリアランスが狭いので、
ウォーマーが入りません。
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フェンダーにウォーマーの逃げを作りますが、
必要最小限にと考え側面に穴開けします。
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中のブレース共々穴開けします。
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バリを丁寧に取り、面取りします。
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ウォーマーの生地が引っかからないよう、エッジを入念に研磨します。
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逃げ加工が終了しました。
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これでスムーズにウォーマーが脱着できるようになりました。
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加工部分を拡大するとこんな感じです。
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続いてフロントのキャリパーサポートを製作します。
手持ちの型紙から適合するものを選びます。
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ジュラルミンの板からサポートを切り出します。
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サポートの完成です。
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パッドは鋳鉄ローター対応のメタリカを使用します。
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サポートを取り付けるとこんな感じです。
フェンダーに開けた穴も、アウターチューブに隠れてほとんど見えません。
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リヤも仮組して確認します。