先日のエンジン腰上オーバーホール後、1000キロほど走行したそうです。
ヘッドガスケット付近からのオイル漏れが発生したので修復します。
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オイル漏れの箇所は左前のシリンダースタッドの付近です。
長時間走行するとフィンの間に垂れてきます。
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ヘッドカバーを外したら、
カムホルダーのトルクとバルブクリアランスなど一通り点検しておきます。
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ヘッドを外します。
ヘッドガスケットはピストンキットに同梱の物を使っていました。
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特に異常は見られませんが、オイル通路付近のシール性が悪かったようです。
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ヘッドを外す際にシリンダーも浮いてしまったので、
ベースガスケットも交換することに。
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取り付け面を綺麗にしたら、新しいガスケットをセットします。こちらは純正品。
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シリンダーを挿入します。
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新しいヘッドガスケットをセットします。こちらはPAMSのメタル製。
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ヘッドはデッキ面を洗浄してそのまま組み付けます。
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元通りヘッドとカムを組み付けます。
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エンジン修復完了です。
オーバーホール後の最初のエンジンオイル交換も同時に実施。
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故障と診断していたSP2ですが、
新品のユニットが入荷したのでチェック用にお貸ししていた物と交換します。
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タイヤはα13からコンチにしていたのでリヤの車高が下がり、
前も少し下げて調整したいとのこと。
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フォークの突き出しを少し増やしてフロントの車高を下げます。
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これで、
一連のエンジン腰上オーバーホールと前後ダイマグ装着のカスタムが完了しました。