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GPZ1100 I.S様 ハンドルスイッチ交換

ハンドルスイッチの交換と、ハーネス類全般の点検をします。
各コネクターは、端子の腐食が進んでいるので、接点復活剤を塗布しておきます。
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使用するハンドルスイッチはZXタイプのこちら。イメージ 2

メインハーネス側が改造されており、
カプラーへの接続をノーマル配列に差し替えます。イメージ 3

ヒューズBOX側も外せる部品は一旦外し、接点復活剤を塗布しておきます。イメージ 4

ハンドルスイッチとハイスロなど、ハンドル周りを仕上げます。
点火系以外の電装品は、動作確認OKです。
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続いて、引きずりがあるというフロントブレーキの点検です。イメージ 6

キャリパーを外して、何度もピストンを揉みだしてみます。
多少はよくなりますが、大きくは改善せず。
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スライドピン周りも特に異常無し。グリスアップしておきます。イメージ 8

ピストンはサビが進行しているので新品交換することに。
ピストンは、手で押し戻したあと観察していると、
僅かですが徐々に飛び出してくる状態。内圧が残っているようです。
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ピストンとシールを外します。
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残圧があるのでマスターも点検します。イメージ 11

ダイヤフラムを蓋から剥がしてみると、
ブリーザーがフルードの固形物でふさがっていました。イメージ 12

この溝がブリーザーです。
リザーバーの液面変化に応じて、外気が出し入れされます。
おそらく、新品パッドに交換して油面が上がり、
ふさがったブリーザーのため内圧が発生してしまったと思われます。
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ダイヤフラム側も溝を塞ぐ形に変形していますね。
こちらも新品交換します。
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タンクキャップも漏れがあるとのことで点検します。
明確な原因が見つからず、後対応の新品部品が出るので交換することに。
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鍵の操作も渋いので、キーシリンダーも新品にします。イメージ 16

Oリングなども交換してキャップをタンクに取り付けます。イメージ 17

ブリーザーパイプの受け側パッキンは生産終了なので再使用です。イメージ 18

タンクキャップの適合代表機種はAR80-K3です。
形状はほぼ同じで、表面は艶消しになります。

タンクキャップ 部品番号 51049-1140 税込価格5983円
代表機種 AR80-K3

キーシリンダー(キー2本付き) 部品番号 21007-5039 税込価格3704円
代表機種 KL110-A1
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