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GPZ1100 I.S様 サイドスタンドの加工

バックステップにして、ステップが内側に寄りました。
跳ね上げたサイドスタンドとつま先の干渉防止の修正をします。
合わせて傾き角も大きめなので修正します。
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ノーマルのサイドスタンドは、マフラーを避けるため大きく張り出しています。
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サイドスタンドをS字部分で3分割します。イメージ 3
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切り口を若干修正し、真っすぐに並べ直して仮溶接します。
現車合わせで、長さと角度を確認します。
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これぐらい内側に入れば大丈夫でしょう。イメージ 6

形が決まったので、溶接を盛って接合します。イメージ 7

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盛り上げた部分を研磨します。
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取付て確認します。もう少し跳ね上げ角を増やせそうです。イメージ 10

フレーム側根元のストッパー部分を少し削除します。イメージ 11

角度が上がると同時に、更に車体側に寄りました。イメージ 12

これで大丈夫。
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跨った状態でサイドスタンドを出しやすいように、踵で踏む突起を追加します。イメージ 14

これで出すのも大丈夫。
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塗装して、サイドスタンドは完成です。イメージ 16

修正後の傾きはこんな感じ。
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続いて、スプロケットカバーを取り付けます。イメージ 18

金属の曲がりパイプが付いたこの純正クラッチケーブルは生産終了です。
純正のセパハンには欠かせないので、給油して継続使用です。
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スプロケットカバーを取り付けてクラッチレバーを握ってみると、
ボルト穴の近くにクラックを発見。
握るとパクパク口を開きます。
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カバーを外して、カラーチェックの現像液を塗りクラックの状態を確認します。イメージ 21

クラックはかなり後ろまで進行しています。イメージ 22

内側のリブも完全に切断されています。イメージ 23

溶接で応急修理することに。
リューターでクラック周辺の塗装を剥がします。
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裏側のリブを溶接します。
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表側も同様に。
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溶接トーチの入るところだけ溶接しておきます。イメージ 27


再度取り付けて、強度を確認します。
一応剛性もあるようなので、プッシュロッドの遊びを調整して取付終了です。
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このスプロケカバーも生産終了なので、
中古の良品を探すか1000Jの新品にした方がいいかもしれません。
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仕上げにタッチペンしておきます。
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