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GPZ1100 I.S様 エンジンカバーのはみ出し塗装剥がし

今回、エンジンの主要部品はセラコートで塗装しましたが、
カバー類は既に塗装済みだったのでそのまま使う予定でした。
しかし、接合面にもかなり塗装が乗った状態で組んであったので、
接合面の塗装を剥がして擦り合わせしておきます。
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黒い縁取りのような部分が塗装が乗っているところです。
パウダーコートのようで、分厚く丈夫な塗装です。
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スクレッパーで塗装とガスケットを剥がし、オイルストーンで面出しします。
ハーネスのグロメットは、洗浄したら真新しいことが判明し継続使用することに。
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他のカバーのオイルシールも交換してガスケット剥がしと面出しをします。イメージ 1

こちらのカバーはオイルシール穴まで塗装が乗っているので、
内径が小さくなりシールが変形していました。
パウダーコートは塗膜が厚いので適切なマスキングが必要です。
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スクレッパーで塗装を剥がそうとしますが、硬くて歯が立ちません。
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リューターである程度塗装を削ります。イメージ 4

塗装が薄くなったところで、再びスクレッパーでかき取ります。イメージ 5

最後にペーパーで仕上げます。
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合わせ面の塗装剥がしに約1時間ほど費やしました。イメージ 7

オイルシールを圧入し、カバー類は準備完了です。イメージ 8

こちらはチェンジドラムです。状態を点検します。
特に、黄色くマークした4ヶ所の山型の頂上部分が、
ギヤ抜けに大きく影響するので重要です。
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山の頂上に、このように幅1ミリ位の平らな部分があれば正常です。
一旦入ったギヤが抜けるのは、この部分の摩耗が主な原因です。
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今回のは問題無いので継続使用します。イメージ 14

シフトフォークも問題ありません。イメージ 15

その他のシフト関係パーツも問題無いので継続使用です。イメージ 16

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