暫定で付けていたクネクネのKERKERから、
やっとのことで入手したKERKERのKR管に交換します。
今回は、「マジーのZ1000Rワークスレーサー風に」とのオーダーです。
先ず、ノーマルのマフラーステーは左右とも切断します。
これでベース車が何だか解りにくくなりますね。
Zに乗っていると、つい街で見かけたZのベース車が何であるか鑑定してしまうものです。
センタースタンドのステーも、右端の一枚だけカットします。
今回入手したKR管です。
フランジが強化品なので、当時ものではなく少し新しい物のようです。
集合部の溶接前後で切断します。
余分な溶接ポイントを作らないためです。
この曲がり部分をひねって角度を変更していきます。
サイレンサーエンドをリヤアクスルの真上に合わせるため、
ストレート部を8センチ延長します。
同径のΦ63ミリパイプは、外したクネクネ管から切り出しました。
いい位置に仮止めしたら、お仕事中のオーナーさんにメールで画像を送信し、
「もうちょっと上、そう、そこそこ!(^^) あとほんの少しだけ前よりでネ。」
などとやり取りし、形を決定します。
エンジンに寄せるのに、集合直後のストレート部は2センチだけカットすることに。
集合したら直ぐ曲がるのがワークス風です。
角度が決まったら、長さを合わせてステーを切り出します。
サイレンサーとリヤショックの間隔を調整しながら溶接して取り付けます。
下向きの元のステーは削除します。
塗装して完成。
バックステップももっと下に、且つ当時風に変更予定なので、
ステップ周りの隙間は無くなる予定です。
エンジンやフレームとのクリアランスはなるべく狭くします。
集合したあと早めに曲がるので、後半のストレート部分の長さが映えます。
左側もマフラーステーが無くなりスッキリ。
ワークス風のもう一台とマフラーの姿を比べてみます。
イイ感じに仕上がりました。
After
Before
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