去年の8月に入手されて以来、徐々に進化してきましたが、
途中、エンジンに問題を抱えていることがわかり、
応急処置して乗っていただいていました。
その間、リミッターを6000rpmとしていました。
今回、ようやくエンジンオーバーホールに踏み切ることになりました。

・
入手後ほどなくエンジンを点検した際、
カムチェーンガイドローラーの破損を発見し交換しました。
撮影 2013年9月24日


・
カムチェーンにもキズが付いていました。
撮影 2013年9月24日

・
シリンダーにはサビの跡があり、特に2番は段付き摩耗していました。
撮影 2013年9月24日

・
この時は、腰上だけをバラして応急修理し、復元。
エンジン全体のオーバーホールを近いうちに行うこととしていました。
撮影 2013年9月27日

・
・
ようやくエンジンオーバーホールする環境に。
ワイセコ71ミリ 1045ccとして生まれ変わります。

・
サビたシリンダーの中でなんとかもってくれたピストン。
36年間ご苦労さまでした。

・
こんなに錆びていても、調子良くしっかり走っていました。
9月に開けた時からは、特に摩耗は進んでいません。

・
ヘッドはバルブ新品交換と、シートカットをする予定。
ステムエンドも研磨して、バルブシム厚を2.5狙いにしておきます。

・
シリンダーも綺麗に洗浄してボーリング加工へ。
スリーブは緩みも無く、デッキ面の段付きもない良い状態。

・
ボーリング加工に出している間、腰下をやっつけてしまいます。
コメント