TOTでも使用している自家用のZ1000J。
最近、どうもニュートラルが入りづらくなってきたのでエンジン分解点検することに。
ミッションにある、停止時2速に入らなくするロックボールを抜いてあるので今回は入れることにします。
スターターの無いレース仕様だと、2速押しがけできる用にボールは入れないで組んでおきますが、
最近はレース仕様にするときもでもスターター装備なので押しがけは不要になりました。
歳とって体力落ちると、高圧縮エンジンの一人押しがけは無理です。^^;)
![イメージ 10](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_9.jpg)
外したオイルパンを点検すると、磁石に付く鉄の針状の異物がありました。
ミッションのドグが欠けたようです。
クランク以外、腰下はバラしていきます。
シリンダーも裏から覗ける範囲で点検して特に問題なし。
![イメージ 3](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_2.jpg)
ニュートラルが出にくくなった一因として、
ニュートラルレバーの摩耗がありました。
丸いローラーの軸受け部分が摩耗してローラーが偏っています。
新品と交換。ニュートラルのクリック感が良くなります。
![イメージ 4](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_3.jpg)
アウトプットシャフトをバラしてロックボール3個を入れておきます。
![イメージ 5](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_4.jpg)
オイルパンから見つかった金属片は、このギヤのドグが欠けた破片でしょう。
まだギヤ抜けはしないので、現状把握だけして再使用することに。
![イメージ 6](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_5.jpg)
ついでにカム周りも点検します。
摺動面もアタリがつた綺麗な状態です。
![イメージ 2](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_1.jpg)
別件で、BLファクトリーさんのパルシングカバーにちょっと追加工します。
穴を2個開けて、外周などのエッジ削って丸みを付けます。
粗いサンダーで、要所にサンダー目を付けておきます。
より、S1っぽくなってませんか?
![イメージ 8](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_7.jpg)
市販のフライス削り出しプレートだったエンジンハンガーも造り変えます。
アルミの厚板を切り出し、あえて装飾はしないでラフに仕上げます。
この方が当時っぽい雰囲気になると思います。
![イメージ 9](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1852574_75_66969875_img_8.jpg)
コメント