白煙の原因であろうステムシールを交換して、確認のため試運転に行きます。
![イメージ 1](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1874316_35_68538935_img_0.jpg)
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市街地でチェックした後高速道へ。
ミラーで確認すると、
高負荷高回転後→エンブレ数秒→再度アクセルON
とやると白煙が確認できます。すかさずビデオで記録しておきます。
![イメージ 2](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1874316_35_68538935_img_1.jpg)
動画はこちら。
若干煙の量は減ったものの、まだまだ出ています。
そうすると、根本的な原因は他にあるようです。
下の画像は1年前に分解したときのもの。3番シリンダーのスカッフの中に、
1本若干深めの傷がありました。
![イメージ 3](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1874316_35_68538935_img_2.jpg)
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エンジンオーバーホール済とのことで、
当時は、ホーニングで大方均すにとどめておきました。
![イメージ 4](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1874316_35_68538935_img_3.jpg)
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ホーニング後がこちら。
その後、最近までの1年間は特に白煙も無く快調でした。
![イメージ 5](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1874316_35_68538935_img_4.jpg)
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それで今回開けた時の状態がこちら。
さほど悪化していないのを確認してはありましたが、
他の原因と思われる要素を潰してきた結果、
この傷が白煙の主原因ということになります。
![イメージ 6](https://www.archive.greengarage.jp/wp-content/uploads/2021/04/res_blog-ec-16_green_garage_folder_1874316_35_68538935_img_5.jpg)
オーナーさんと相談した結果、
冬のオフシーズンに改めてオーバーサイズピストンを組み込むことになりました。
それまでは、この秋の残りのシーズンをこのまま乗っていただくことに。
次の入庫までには、ハイコンプピストンとハイカムも準備しておくのでお楽しみに。