ヘッドを軽くオーバーホールします。

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燃焼室とポートのカーボンを99%位まで落とします。

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バルブはボール盤で回しながらサンドペーパーでカーボンを削ります。

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バルブシートを擦り合わせして、当たり面の状態を確認します。

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特に問題無いので再使用します。
前回のオーバーホールでも、バルブは未交換ですね。
バルブシートは少しカットしてあって、
ステムエンドも合わせてカットしてありました。

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プラグネジは全てヘリサートが入っていました。
こちらは綺麗に挿入されています。

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バルブを組んで、ヘッドは修復完了です。

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お次はシリンダーです。
3番に深い縦キズがあるのでホーニングします。

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1本だけ、爪が引っ掛かるほど深いキズがあります。
あとのキズは指で触っても解らない位なので通常レベルです。

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ホーニングに使うのはフレックスホーンです。

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ドリルなどでくわえて、回転させながら上下させます。
回転数は低めに調整します。

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Before&After

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スクレッパーで落としきれないガスケットをオイルストーンで落とします。

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シリンダーの完成です。

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この程度のキズなら、ホーニングすることで再使用することができます。
寸法的にはボアが0.005ミリほど広がった程度です。

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シリンダースタッドの根元に積もった泥や小石は、
掃除機で吸いながら掻きだします。

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仕上げは掃除機で吸いながらブレーキクリーナーを掛けます。

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車載でやるにはこのぐらいが限度ですね。

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ピストンは異常なし。リングの摩耗も極わずかなので再使用します。

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シリンダーを載せて、今日のところは終了。

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