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Z1000R1 W.K様 リヤマスター交換

リヤブレーキ引きずりの原因を調査します。イメージ 1

キャリパーのピストンが戻せない状態なので、マスター側で圧が抜けない模様。
マスターそのものに問題がありそうです。
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マスターを分解点検します。
マスターの外観はGPZ750タイプのようです。
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残圧が抜けない症状から、
リターンのポートがふさがっていることが考えられます。
ピストンをよく見ると、ピストンが戻った状態でも、
プライマリーカップがリザーバーからの通路にあたるポートより、
だいぶ奥側にあるのがわかります。
このマスター用のピストンは、本来もっと短いものなので、
別のマスター用の長いピストンが組み込まれていたようです。
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正規のピストンの部品番号が不明なので、マスターごと交換することに。
使用するのはニンジャ250の純正品です。
取り付けピッチは同じですが、マウントネジ穴の位置関係で、
アライメントが若干ずれてしまいますが許容範囲です。
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配管したら、キャリパーをブラケットから外してエア抜きします。イメージ 6

リヤブレーキの修正が終了しました。イメージ 7


再びチェック走行に向かいます。
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今度は問題無し。
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試しにリヤブレーキをかなり多用してみても、全く異常ありません。イメージ 10

これで今回のメニューは完了です。イメージ 11

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