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Z1000Mk2 W様 エンジン不調修理完了

故障と判断したSPⅡモジュールを新品交換します。
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両面テープ止めは整備性が悪いので、
住友3Mのデュアルロックファスナーで取り付けます。
1m2000円以上の高価なものですが、数キロの保持強度があるので確実です。
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今回点火系は全て新しいSPⅡに交換します。
タイミングローターを外してみたら、
オイルシールが斜めに入っていてローターと干渉していました。
平らに圧入し直しておきます。
ココはクリアランスが少ないところなので要注意。
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メインヒューズ切れの原因ともなりうる電源線の損傷がありました。
ホーンハーネスがタンクとコイルに挟まれてかなりつぶれています。
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交差したハーネスが押しつぶされてショートしたかも知れません。
外観上、被服は残っているように見えますが、
押された時だけショートしていたかも知れませんね。
テーピングして、別のルートに変更しておきます。
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コイルも新品交換します。
新しいコードは差し込みターミナルタイプにします。
接着より信頼性があり、脱着できるので整備性もいいですね。
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コイルはタンクに干渉しないよう、なるべく奥の方に取り付けます。
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イグニッションスイッチ周りの配線もチェックしておきます。
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ハンダ付けもまだしっかり付いています。
ここのハンダが取れても全電源停止するので、古いスイッチは要注意です。
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キーシリンダーの蓋が取れてしまいました。
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カシメ直してはめ込みます。
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点火系全交換して再度チェック走行します。エンジン不調は無くなりました。
設定したレブリミットまで綺麗に回ります。
1時間ほど乗りましたが、メインヒューズ切れも発生せず。
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これで27日の筑波走行に間に合いますね。
ジェネレーターカバーを再度カットカバーに変更します。
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キズを修正しただけで取り付けていたテーパー部は、
この程度の走りではズレは起きていないようです。
ですが、いずれはクランクとローター交換の予定です。
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カットカバーが付きました。
後はオーナーさんの仕事になります。
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27日の筑波はじっくり走りましょう!
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