過去に一時期あった仕様のダイマグスプロケキャリアを修理します。
スタットボルトが回ってしまい、ナットのトルクがかけられないそうです。

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ナットを外すと1本はスタッドごと抜けてしまいました。
キャリア側のネジ山は無くなっています。

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もともとスタッドは接着剤で止められていますが、
長期の使用でネジ山が耐えられなくなったようです。

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6本全てに新しくヘリサートを入れるため、下穴を開けます。

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ヘリサートタップを立てます。


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旧タイプスパイダーのように、
今回はキャリア側にボルトで締め付けるように改造します。

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ボルトは裏側に飛び出さないよう、1ミリほど削ります。

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トルク5kg・mまでは問題ないでしょう。

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キャリアの厚さは16ミリですが、実質14ミリほどネジが掛ります。

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念のため、脱落防止のワイヤリングをしておきます。

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これで6月4日の筑波走行は大丈夫でしょう。
