走行してブレーキ系統が温まると、
フロントブレーキは引きずりの現象が現れるとのこと。
現状では引きずりは見られません。
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マスターのリターンポートからフルードが戻るか確認します。
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車体からキャリパーを外してパッドを押し広げようとしても、
なかなか硬くて広がっていきません。
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フルードのリターンが悪いようなので、
今度はブレーキレバーを外してやってみます。
レバーの軸を抜くと穴位置が合いません。
レバーを離しても常時ピストンが少し押されている状態だったようです。
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レバーは特に変わった様子はありません。
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ピストンを押す部分を少し削ってやります。
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これでレバーがフリーの状態で穴位置が合いました。
再びパッドを押し広げるとスッとキャリパーのピストンが戻っていきます。
これで大丈夫。
どうやらマスターのポートがきちんと開ききっていなかったようです。
取付状態でマスターのピストンを押しすぎのレバーは要注意。
Z1000Mk2 K.H様 フロントブレーキの引きずり
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