ワークス車と同様に、コックをダブルにします。
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お持ち込みいただいたのはZ650の純正コックです。
ワークス車もこの組み合わせのようです。
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デモ車のWコックでポイントをご紹介します。
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コックのレバーがOFF位置でキャブと干渉するので、
左側は15ミリ後退させて付けています。
ファンネルとコック下部は、軽く接触することがあります。
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右側はキャブと干渉しませんが左と同じ位置にしてあります。
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お持ち込みいただいたタンクはスペアのものだそうです。
コックの加工後、塗装するとのこと。
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そのままザッパーコックを付けるとこんな感じでキャブに干渉します。
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先ずはベースプレートを鉄板から切り出します。
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裏側にナットを溶接しておきます。
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マークしてある位置が、ノーマルから15ミリ後退した場所です。
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下穴を開けます。
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下穴完成です。
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熱で歪まないよう、治具に取り付けて溶接します。
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溶接が終わったら、オイルストーンで平面を仕上げます。
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漏れチェックのため、穴を塞ぎます。
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0.5kg/cm2ほどエア圧をかけて漏れチェックします。
あまり高圧だとタンクが膨らんで谷間が開いてしまうので要注意。
2本張ってあるマスキングテープは膨らんでいないかを確認するためです。
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1ヶ所ピンホールがあったようでエア漏れしてきました。
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溶接で修正して再チェック。今度は大丈夫です。
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Wコックの完成です。
フレームに載せる際は、先にフレームを交わしながら2個のコック側を乗せ、後から前側を差し込むように入れるとタンクが付きます。