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Z1000J1 K.Y様 脱着式サイドスタンドの調整

サイドスタンドの仕上げです。
仮付けして、跳ね上げ角度やペダルとのクリアランスなどを確認します。
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ペダル操作の際、つま先に近いのでもう少し跳ね上げて逃げた方がよさそうです。
また、スタンドを出す時のピンの位置が悪いので、これは移設します。
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ストッパー部分を少し削除し、跳ね上げ角度を上げました。
スタンドを出す時に使うピンも、やや後方に移設しました。
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再度仮付けして確認します。
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操作中のつま先とのクリアランスも確保できました。
ピンはかかとでスタンドが出せる位置に設置。
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塗装して完成です。
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バンク角も問題無いでしょう。
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スタンドでの傾きは浅めのこのぐらいに設定。イメージ 9

続いてサイレンサーのステーを製作します。
先ず、厚紙で3次元の形状を検討します。
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決定した形状で5ミリのジュラルミン板を切り出します。イメージ 11

プレスで曲げて塗装します。
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取り付けるとこんな感じです。
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続いて前後のタイヤ交換です。
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リヤタイヤをホイールから外します。イメージ 16

リムの内側には、長年のタイヤカスが堆積しているので、
エア漏れの原因にならないよう汚れを落とします。
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汚れを落として軽く研磨しました。イメージ 18

リヤタイヤは明日入荷なので、次にフロントの作業です。イメージ 19

フロントのアクスルシャフトは、固着して抜けません。
真鍮棒で叩いて抜きます。
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抜いたアクスルシャフトがこちら。だいぶサビついていたようです。
右側のカラーも固着して抜けません。
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スピードメーターセンサーを外すと、回転子のツバが潰れて変形しています。イメージ 22

フロントタイヤを外すと、
リムの内側はリヤ以上にタイヤカスとサビで汚れています。
フロントはエア抜けしていたので、この汚れが原因かもしれません。
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リムを研磨し、バルブも外して点検します。
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フロントにコンチクラシックアタックを組み付けます。イメージ 25

組み付けたらバランス取りします。イメージ 26

シャフトはペーパーで研磨したら、軽く通るようになりました。イメージ 27

潰れた回転子を修正します。
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修正後はこちら。組み付け時は溝をしっかりと合わせることが肝心です。
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フロントタイヤの交換終了です。フェンダーの角度も微調整。イメージ 30

続いて、フロントブレーキホースの修正です。
ハンドルを低くした関係で、バンジョーとステムが干渉して、
マスターの角度が悪くなってしまったとのこと。
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ブレーキはカスタム予定があるそうなので、
今回はホースの上下を入れ替えて対応します。イメージ 32

バンジョーの向きが変わり、マスターの角度が修正できました。イメージ 33

基本は、ハンドル上面が水平、マスターのリザーバータンクも水平です。イメージ 34


シートのダンパーも、硬化していると前後に滑るので新品交換しておきます。イメージ 35
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ウインカーの点滅速度は遅いので、ICリレーに交換しておきます。イメージ 37

続きは明日へ。
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