今回は予算が限られているため、不具合箇所を早期に見つけ、
レストア費用の総額を見積もり、優先順位を付けて仕上げていく予定です。
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キャブは不調との情報があり、分解点検します。
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特に異常は無いようなので、このままで行けそうです。
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固着していたキャリパーを分解点検します。
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内部がかなり腐食していました。こちらは別の中古品を使うことに。
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カム周りも分解点検します。
ヘッドカバーは分解前にトルクチェックします。問題ありません。
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ヘッドカバーを外します。カム周りは非常にきれいです。
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バルブクリアランスを計測します。
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カムホルダーの締め付けトルクを確認します。こちらも問題ありません。
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カムを外します。カムメタルなども大丈夫。
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カムチェーントンネルを覗いて、カムチェーンガイドの状態を確認します。
こちらも特に問題無し。
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続いてシリンダーの内視です。カメラとiPhoneはWiFi接続しています。
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先ずは1番から。
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ピストンはノーマルのようですね。カーボンもほとんど無し。
シリンダー内壁もきれいです。
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続いて同位相の4番です。
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こちらも同様にきれいです。
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続いて2番です。
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こちらもきれい。
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最後に3番です。
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こちらも問題無し。
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エンジントップの点検は一応ここまで。
バルブクリアランスを調整して、組み立てに入ります。
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カムを取り付け、規定トルクで締め付けます。
ヘリサートを全く必要としないJヘッドなので、程度はかなりいいようです。
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プラグを規定トルクで締め付けます。こちらもネジがしっかりしています。
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ヘッドナットの締め付けトルクも確認します。
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パルシングカバーは、ネジ穴周辺にクラックが入っています。
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J系は新品が出るので新品交換します。
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エンジンオイルを抜いて、異物が無いか点検します。
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フィルター周辺パーツには欠品があります。
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金属カバーとスプリングが欠品していたので追加します。
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フィルターも新品交換。
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フィルターを取り付けます。
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エンジンマウントダンパーも劣化しているので交換します。
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ジャッキでエンジンを持ち上げて、
固着しているダンパーはハンマーで打ち抜きます。
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ダンパーが外れました。
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外したダンパーがこちら。
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新品のダンパーがこちら。
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エンジンに新しいダンパーを取り付けます。
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エンジンを元の位置に戻して終了です。