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KH500 K.S様 オイル漏れのオイルシール交換

部品が揃ったので車検に向けて整備します。イメージ 1

今回交換する主な部品がこちら。
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先ずはアウトプットシャフトのオイルシールを交換します。イメージ 3

オイルシールプーラーで車載のままオイルシールを抜きます。イメージ 4

うまく取れました。
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クランクケース側に特にダメージは無いようです。イメージ 6

スリーブは抜けそうもないので、外周のサビをペーパーで研磨しておきます。イメージ 7

下準備完了です。
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新しいオイルシールを圧入したら、
クランクケースのエッジでオイルシールが少しめくれてしまいました。イメージ 9

もう一度外して、新しいオイルシールでやり直します。イメージ 10

今度は口元のエッジを面取りします。イメージ 11
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面取りしたらペーパーで滑らかに仕上げます。イメージ 13
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今度はシャフトのネジを利用してオイルシールを圧入してみます。先ずは新しいオイルシールをセットし、押し込み用に先ほどの失敗したオイルシールを重ねます。イメージ 15

スプロケをナットで締め付けながら、オイルシールを圧入していきます。イメージ 16

今度はうまくいきました。
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新しいスプロケをセットします。
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続いてリヤスプロケの交換です。
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純正と同形状のサンスター製スチールスプロケを使用します。イメージ 20

ハブダンパーのガタ対策にタイヤチューブは仕込まれていましたが、
ほとんどズレてしまっていたので取り外してしまいます。
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ついでにドラムブレーキのシューも点検します。イメージ 22

チェーンとスプロケ、交換終了です。イメージ 23

次は、サイドスタンドでの傾きが大きすぎるので修正します。イメージ 24

スタンドのコの字も広がっていますが、フレーム側の穴もだいぶ広がっています。イメージ 50

スタンドのコの字部分を締め付けて狭くできるよう、
段付きボルトにワッシャーを入れます。イメージ 25

ボルトの締め合わせを調整し、ガタの無くなるところでロックします。イメージ 26

かじってしまったステップの取り付けボルトは新品交換し、
ステップ周りを復元します。
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左側終了です。
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サイドスタンドでの傾きも、だいぶ少なくなりました。イメージ 29

続いて右側の作業です。
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右側にも突き出しているシフトシャフトのオイルシールから
大量にオイル漏れしているので修理します。イメージ 31

クラッチカバーを外す前にオイルポンプ周りを外します。イメージ 32

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クラッチカバーを外します。内部はとてもきれいですね。イメージ 34

オイルシールは2個とも新品交換します。イメージ 35

クラッチカバーを取付ます。
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カバー脱着で漏れた分のオイルを補充します。使うのはエンジンオイルです。イメージ 37

オイル漏れが止まったか、明るいうちに試運転に行って確認します。イメージ 38

あまりレストアされた感じのない車両ですが、
年式を感じさせないくらい快調です。イメージ 39

ガレージに戻り、残り作業のブレーキフルード交換です。イメージ 40

続いて、ヘッドライトが暗いので、ヘッドライトリレーを取り付けます。イメージ 41

使うリレーキットはデイトナ製のこちら。リレーがバッテリー側にあるタイプです。イメージ 42

ヘッドライトケース内は、H4バルブのカプラーが2個増えるだけで済みます。イメージ 43

2個のリレーは左サイドカバー内に設置します。イメージ 44

現代車並みに明るくなりました。
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クラッチの握りも少し渋いので、
インナーケーブルにエンジンオイルを指しておきます。イメージ 46

キーはオリジナルが無くて汎用キーですが、
こんな純正ブランクキーがあったのでこれで作ってはいかがでしょうか。イメージ 47

長さも同じで差し込めるので使えそうです。イメージ 48

カワサキ純正ブランクキー 品番27008-1024  定価 840円(税抜き)
主な適合車 KE125ーA6
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