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KH500 K.S様 エンジンのオイル漏れ

こちらの車両は77年式KH500-A8で、車検整備のご依頼です。
レストア済車を入手してから、今回が3回目の車検だそうです。イメージ 1

右ステップ辺りにオイルの飛散があるそうです。イメージ 2

出どころは、右側シフトシャフトのオイルシールからのようです。
純正オプションで、右チェンジ・左ブレーキにでもきるようになっています。イメージ 3

エンジン下側もかなりオイリーですね。イメージ 4

他にも、サイドスタンドの傾きが酷くなってきたのでこちらも修正します。イメージ 5

スタンド自体の曲がりは無いようなので、付け根のガタが傾きの原因のイメージ 6ようです。

スプロケットも摩耗が進んでいます。イメージ 7

フロントスプロケットも点検します。イメージ 8

スプロケカバーを外すと、内部もかなりオイリーです。
アウトプットシャフトのオイルシールが傷んでいるようです。
イメージ 9

シフトペダルの大きなガタが気になったので点検してみると、
シフトシャフトのクランプ部分にガタがあり、しっかり掴んでいない状態です。
クランプボルトは固くてこれ以上締められない状態なので分解点検してみます。イメージ 10

単独では分解しにくいので、周辺のステップなども外します。イメージ 11

ステップのボルトは裏側のナットでネジが舐めていたようで、
奥の部分のネジ山が削れています。
イメージ 12

フレーム側のネジ山は修正し、ボルトは新しくすることに。
M12×1.25の細目でネジ部が長い特殊なボルトです。イメージ 13

チェンジレバーのクランプボルトもネジ山が潰れていました。
こちらもタップを立ててネジ穴を修正し、ボルトは新品交換することに。イメージ 14

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