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GPZ1100 I.S様 強化クラッチスプリング組み込み

エンジンからのオイル漏れを修理した個所と、
クラッチ滑り対策の効果を確認するため、チェック走行に向かいます。イメージ 1

オイル漏れは止まりましたが、クラッチはまだ滑るようです。イメージ 2

再度クラッチを分解して対策します。イメージ 3

クラッチプレート類は継続使用ですが、厚さは規定値内なので問題無いでしょう。イメージ 4

2ミリのワッシャーで
ノーマルクラッチスプリングのセット荷重を上げていましたが、
それでも1200ccの増大したトルクには耐えられないようなので、
AREA製強化クラッチスプリングに変更します。
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この強化スプリングは、Z1000Mk2純正スプリングに対し約15%荷重UPの設定で、
クラッチレバーの操作が必要以上に重くならない仕様です。
1000JやGPZ1100のスプリングと互換性があるので試してみます。
GPZ1100の純正スプリングに対し自由長が約0.5ミリ低いですが、
レバー操作を重くしたくないのでそのまま組み付けます。
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再度、チェック走行に向かいます。イメージ 7

石川PAに付きました。
全負荷高回転でもクラッチは滑らず、レバー操作の重さも気にならないレベルです。
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ヘッドカバーのクラックからのオイル漏れは、シリコンボンドで止まっています。イメージ 9

オイルプレッシャースイッチからのオイル滲みも止まりました。イメージ 10

ガレージに戻り、最終点検します。
エンジン組み立て後の走行距離は400kmを超えました。イメージ 11

今回のメニューはこれで完成です。
主な作業内容はこちら
エンジンフルオーバーホール φ75ミリピストン 1200cc
エンジンセラコート半艶ブラック(側面カバー類は除く)
CR33キャブ ワークスタイプバックステップ 他
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