オイルクーラーコアの側面には、当時風になるよう穴を開けます。
ドリルが突き抜けると漏れてしまうので、ゴムホースでストッパーにしておきます。

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この車両は純正のオイルクーラーブラケットが一部削除されていたので、
製作して溶接します。


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BLファクトリー製S1タイプブラケットでコアを取り付けます。
付属のゴムバンドは幅広なので、カワサキ純正の狭いものに交換してあります。
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オイルクーラーの取出しは純正を改造したものです。

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ホースを製作するため、現車合わせで必要な長さを検討します。
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S1ルックのオイルクーラーができました。
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アンダーフレームにジャッキを掛けるので、
ホースはエンジンとフレームの隙間にレイアウトしています。

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極力低く設定したオイル取出し側はこんな感じ。
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ブリーザーカバーよりわずかに高い程度です。
キャブの整備性が良くなります。

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決定となったゼッケンNo.61を貼り付けます。
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全体のイメージは、当時のAMAサテライトチームといったところでしょうか。

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レース慣れしているオーナーさんの希望で、ハンドル切れ角を少なくします。
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ロックtoロックはこのくらい。

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ハンドル切れ角が小さいと、
リヤからのスリップダウン時にハイサイドのリスクが減ります。
また、転倒滑走時にフロントタイヤが浮くので不意に起き上がることが無く、
車体へのダメージが少なくなる効果もあります。

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ブレーキホースとコアが近いようです。
フルブレーキでホースとコアが接触しないよう改修します。

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ノーマルのホースガイドをやめ、
ホースはそのままアウターチューブにクランプしておきます。

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さあ、レースまでまだ時間があります。どんどん練習に出かけてください。(^^)
