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角Z1000 エンジン腰下組み立て

交換用のクランクを探しに、バットモーターサイクルさんにやってきました。イメージ 1

探しておいていただいたZ1R1型のクランクを無事ゲット。イメージ 2

ガレージに戻り、今仕入れてきたクランクを点検します。
点検棒はスルリと入るので位相ズレはほとんどありません。
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振れも極少です。
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元のエンジンは分解途中で長期保管されていたそうで、
クランクエンドは両側とも少しサビが出ています。
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1000番のペーパーでラッピングします。イメージ 6

この位まで磨けば大丈夫でしょう。イメージ 7

テーパーは当たりを付けるため、更にバルブコンパウンドで擦り合わせします。イメージ 8

50回ほどグリグリ回します。
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洗浄してもう一度嵌めてみます。吸い付くようになったのでこれで大丈夫でしょう。イメージ 10

クランクをアッパーケースにセットします。
ここでも、スムーズに回るか点検します。
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アウトプットシャフトは、スプラインのところが段付き摩耗してるので、
右側のMk2用に交換します。
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前回のオーバーホール時に良品と交換したシャフトですが、
この6万キロでここまで摩耗してしまったようです。
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Z1000A2までのシャフトは、スプロケットの掛かりが浅いので、
強度的に少々問題がありますね。
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シャフトをMk2の物に組み替えます。
合わせてベアリング類も新品交換します。
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インプット側も同じくベアリングを交換します。イメージ 16

組み上がったミッションをケースにセットします。イメージ 17

ロアケースとオイルポンプを取り付けます。イメージ 18

オイルパンとカバー類を取り付けます。イメージ 19

腰下が組み上がったところで、車載の準備です。イメージ 20

台の上にエンジンを載せ、そのままスライドして車載します。イメージ 21

腰下車載完了です。
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フロントスプロケットも段付き摩耗していたので新品交換します。
今朝の未明に注文したら、その日のうちに入荷しました。
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エンジンに取り付けます。
Mk2シャフトなので、スプラインが少し出る感じ。
スプロケットの取り付け剛性も上がります。
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オフセットスプロケなので、1000J並みのトルクで締め付けます。イメージ 25

これでフロントスプロケット周りの信頼性は上がりますね。イメージ 26

ワイセコφ72ミリピストンとボーリング済シリンダーを手配したので、
明日、入荷したら組付けです。
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