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モトマーチン Y様 点火系の不調

先日納車したばかりでしたが、
その後初めての遠出で、それも高速道上でエンジンストップしてしまったとのこと。
ご連絡をいただいて、幸い都合良くピックアップしに行くことができました。
何度か再始動できたそうで、この相模湖東IC付近で合流します。イメージ 1

納車前の100キロ余りのチェック走行では発生しなかったトラブルです。
止まった時の状況をオーナーさんからリサーチしながらガレージに戻ってきました。
イメージ 2

後日、点検開始です。
停止時の状況がガス欠を疑わせる内容だったので、先ず燃料系統をチェックします。
コックのフィルターの詰まりがあると、
高負荷連続運転でガス欠症状が出るものです。
コックから直接ガソリンを出してみますが、
勢いよく出続けるので特に異常はありません。イメージ 3

タンクキャップにあるブリーザーも抜けが悪いとガス欠症状がでますが、
通じているので異常無し。
イメージ 4

コック自体は1000Jのノーマルのようなので、
付いているだろうフィルターをチェックしたいのですが、
コックはFRPでタンクに固定されていて外せません。
ガソリン漏れもあるので交換したいところですが。イメージ 5

タンクキャップの穴から覗いてみます。イメージ 6

直接奥までは目視できないので、スマホを挿入して内部を撮影してみます。イメージ 7

タンク内部の画像がこちら。
奥にコックのフィルターが見えますが、特にゴミなど無いようです。イメージ 8

燃料系統に問題は無いようなので、次に点火系統を点検します。
疑わしいのは暫く継続使用しているダイナ2000でしょうか。
現状はエンジンがかかるので故障探求が困難です。
スペアのユニットを準備して、再び不具合が出たところでチェックする予定。イメージ 9

出先で直ぐ交換できる位置にユニットをセットしておきます。イメージ 10

別件で、以前からブレーキレバーが曲がっていたので、
手持ちの部品と交換してみます。
1000Jの1型用純正マスターが付いていますが、
これは生産中止で社外品も無いので現在入手困難な物です。イメージ 11

車両に付いているものは、グリップ側に先端にして2センチほど曲げられています。
握りの距離を調整してあったのでしょうか。イメージ 12

交換後がこちら。これで指が挟まらなくなります。
やはりこの方がよさそうです。
イメージ 13

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