オーナーさんと打ち合わせした結果、仕様が大方決まりました。
深いところから形にしていきながら、最終形状まで徐々に持っていきます。
少しづつバイクの形が変化していくにつれ、
軌道修正したり追加変更したり、ご注文は日々変化していくので、
作っている身からしても完成が楽しみです。
さて、今回一番先に決めるのはスイングアームです。
Mk2ワークスタイプのトラススイングアームを選択。
もとのスイングアームを加工していきます。

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先ず、いらないステー類を削除します。
ここまで約1時間。

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補強に使うパイプなどを準備します。

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タイヤの逃げを作り、エンドの内幅を修正して本体の加工は終了です。
想定している最大のタイヤサイズでクリアランスを確認しておきます。
確認用タイヤはダンロップ α12 150/70-18です。リムは4.50。

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チェーン引きを一番前にした状態。
タイヤの実幅は160ミリで、左右のクリアランスは均等にしてあります。

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チェーン引きを一番下げた状態。

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一気に作ってしまったので途中の絵はありませんが、
スタートからここまで約5時間です。

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最後に溶接の歪みを計測し修正しておきます。

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チェーンラインは3ミリオフセットを想定。
その他はサス受け10ミリオフセットなどの基本仕様です。

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追加でレーシングスタンドフックを付けることになったので、
完成は翌日へ持ち越しです。
この後、マフラーステーをカットして直付けバックステップの取り付け、
塗装前のスイングアームを仮付けし、マフラーの角度調整と続きます。
今付けてあるスイングアームは、検討用のサンプルです。

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