20年来使用しているとのことで、フロントのキャリパーをオーバーホールします。

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分解して水で洗浄します。
ピストンもシリンダーもきれいな状態です。
腐食などは全く見られません。


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水で洗浄した後は、オーブンで加熱して乾燥します。
条件は120℃で2時間ほど。



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キャリパーを乾燥させている間に、PAMS仕様のSP-2を取り付けます。

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現状はダイナのコイルとノーマルイグナイターでした。
SP-2に変更して、ハイコンプピストンでの中速付近のノッキングを回避します。

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プラグコードは既存の物を組み替えて使用します。

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SP-2モジュールのマウントはバッテリーの上にします。

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水平にプレートを渡してその上にマウント。

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ダイヤル操作はキャブ側から行います。

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コイルをマウントします。


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シート下には大きなラゲッジBOXが付きます。

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ヒューズBOXはコンディションがいいので継続使用します。
ヒューズのターミナルには接点復活剤をスプレーしておきます。

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メインハーネスも比較的状態はいいのですが、
このアース端子だけは腐食が進んでいるので新品交換します。


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キャリパーの乾燥が終了しました。
シールを新品交換します。


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元通りに組んでオーバーホール終了です。

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フロントマスターは、ノーマルからAPに変更します。

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ハンドルへのクランプは、
APマスターに違和感の無いPMC製ミラーホルダーを使用します。


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後は、晴れてからキャブセッティングです。
